海外デスクレポート

2023年11月15日

外債借入限度額の拡大 (中国) 

外債借入限度額の拡大 (中国) 

国家外貨管理局は、クロスボーダー資金調達のためのマクロプルーデンス調整係数を引き上げました。

 

外債借入のマクロプルーデンス管理をさらに改善し、企業や金融機関のクロスボーダー資金調達源を増やし、資産負債構造最適化することを目的として、2023720日以降、中国人民銀行国家外貨管理局は、外債借入のマクロプルーデンス調整係数を1.25から1.5に引き上げることを決定しましたその結果、これまで外債借入限度額は純資産の2.5倍を限度としていましたが、今回の調整によって3倍に引き上げられました

 

マクロプルーデンス方式は2016年に公布されて以降、上海・天津・広東・福建の4つの自由貿易試験区で試行され、その後、中国全土適用されるようになった外債管理方式で。同方式は、過去に別々で管理された人民元外債及び外貨外債を統括するために様々計算因数を設定したものであり、返済後借入枠が復活できる残高管理方法として利便性高いものとなっております

 

※参考 中国人民银行、国家外汇局上调跨境融资宏观审慎调节参数_要闻发布_国家外汇管理局门户网站 (safe.gov.cn)

 

 


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  • 大井 高志

    この記事の著者

    大井 高志
    税理士法人山田&パートナーズ パートナー
    亜瑪達商務諮詢(上海)有限公司 総経理
    税理士 公認不正検査士

    2013年山田&パートナーズ入所。大手金融機関への出向後、2016年より上海へ赴任。中国系会計事務所への出向を経て2019年より現職。中国・香港・台湾における組織再編、進出・撤退支援、M&A関連業務、移転価格税制コンサルティング、コーポレートガバナンス、不正調査対応等のコンサルティング業務に従事。

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