国税庁はホームページに、「令和7年分所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」を公表しました。今年も多くの納税者が確定申告をしています。
1.申告者数・納税額ともに増加
いずれも前年を上回っています。

出典:国税庁「令和7年分所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」
2.譲渡所得の内訳
- 土地などの譲渡所得金額:約6兆9,394億円(前年比+6.8%)
- 株式などの譲渡所得金額:6兆8,603億円(同比△15.2%)
株式の譲渡益が減少した背景には、新NISA(少額投資非課税制度)により、新NISA口座内の式運用益が非課税となった影響がありそうです。
3.e-Tax利用率が77.1%に上昇
パソコンやスマートフォンを使ったオンライン申告(e-Tax)の利用率は年々上がっており、今年は77.1%でした。
特に自宅から進行を完結させる人は申告者の40.3%。うち約半数がスマホアプリを活用しています。税務署の会場で申告を行う人は全体の1割未満となり、自身でITを活用した申告スタイルが定着しつつあります。
4.消費税申告件数も増加傾向
個人事業主などによる消費税の確定申告件数は約217万件。
インボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入後、申告件数は大きく増え、その後も緩やかに増加を続けています。

出典:国税庁「令和7年分所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」