国税庁は7月1日、令和8年(2026年)分の路線価を公表しました。全国約32万地点の平均は前年比2.9%増と、5年連続で上昇。地価の上昇は、相続税や贈与税の評価額を押し上げ、納税負担にも影響を及ぼします。最新データの概要と、今からできる相続対策について見ていきましょう。
1. 路線価とは
「路線価」は、相続税・贈与税の土地評価の基準価格で、道路に面する標準宅地1㎡あたりの価値を示します。毎年7月に発表され、全国32万地点を対象に調査されます。
2. 令和8年分の概要

出典:国税庁「令和8年分都道府県庁所在都市の最高路線価」(抜粋)
3. 全国の税務署別 最高路線価のポイント動向

出典:各国税局「令和8年分の路線価等について」より筆者作成
4. 相続税への影響
路線価が上昇すると、土地の評価額が上がり、相続税の負担が増加する可能性があります。また、これまで相続税の課税対象外だった方も、課税対象となるおそれがあります。
まずはご自身が不動産をお持ちの地区の路線価を確認し、相続税を試算して状況を確認することが重要です。