税のトピックス

2026年2月24日

  • 税制改正

2026年(令和8年)度税制改正法案、国会提出へ

2026年(令和8年)度税制改正法案、国会提出へ

政府は220日、令和8年度税制改正関連法案(所得税法等の一部を改正する法律案など)を閣議決定し、国会に提出しました。所得税法、法人税法や租税特別措置法など国税に関する改正法案と地方税に関する改正法案です。原則として、2026(令和8)年41日から施行される予定です。

 

1. 改正の背景と全体の方針

政府は「物価高への対応」「強い経済の実現」「税負担の公平性確保」「グローバル課税・防衛財源の確保」を基本軸に、以下のような税制措置を打ち出しています。

 

2. 主な改正ポイント

(1)個人所得課税

  • 物価上昇局面における基礎控除等の対応

  • 住宅ローン控除の拡充(一定の既存住宅に係る借入限度額の引上げ等)

  • NISA の拡充

  • 極めて高い水準の所得に対する負担の適正化措置の見直し

(2)法人課税

  • 大胆な設備投資の促進に向けた税制措置の創設

  • 研究開発税制の強化等

  • 賃上げ促進税制の見直し

(3)消費課税

  • 国境を越えた電子商取引に係る消費税の適正化

  • インボイス制度導入に係る経過措置の見直し

  • 自動車重量税のエコカー減税の見直し

  • 国際観光旅客税の税率の引上げ(1回1千円→3千円)

(4)国際課税

グローバル・ミニマム課税について、米国等の税制との共存等に係る国際合意に則り見直し

(5)防衛力強化に係る財源確保のための税制措置

  • 防衛特別所得税の創設

  • 足下で家計負担が増加しないよう、復興特別所得税の税率を1%引下げ(課税期間は10年延長)

 

3. 今後のスケジュール

この法案は、この後国会で審議されます。高市首相は25年度内の成立を目指すとしており、

今後の議論の行方が注目されます。

 

 

詳しい改正内容及び実務上の留意点等は、弊法人ホームページ「速報 2026年度(令和8年度)税制改正解説」をご覧ください。

 

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