税のトピックス

2026年6月1日

  • 所得税

令和7年分確申の所得金額および申告納税額、増加

令和7年分確申の所得金額および申告納税額、増加

国税庁はホームページに、「令和7年分所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」を公表しました。今年も多くの納税者が確定申告をしています。

 

1.申告者数・納税額ともに増加

  • 所得税の確定申告書を提出した人:約2,353万人(前年比+0.6%)

  • 申告に基づく納税者数(申告納税額がある人):約628万人(同比+21.3%)

  • 所得金額合計:約55.0兆円(同比+7.4%)

  • 申告納税額:約4.7兆円(同比+6.6%)

いずれも前年を上回っています。

 


出典:国税庁「令和7年分所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」


2.譲渡所得の内訳

  • 土地などの譲渡所得金額:約6兆9,394億円(前年比+6.8%)
  • 株式などの譲渡所得金額:6兆8,603億円(同比△15.2%)

株式の譲渡益が減少した背景には、新NISA(少額投資非課税制度)により、新NISA口座内の式運用益が非課税となった影響がありそうです。

 

3.e-Tax利用率が77.1%に上昇

パソコンやスマートフォンを使ったオンライン申告(e-Tax)の利用率は年々上がっており、今年は77.1%でした。
特に自宅から進行を完結させる人は申告者の40.3%。うち約半数がスマホアプリを活用しています。税務署の会場で申告を行う人は全体の1割未満となり、自身でITを活用した申告スタイルが定着しつつあります。

 

4.消費税申告件数も増加傾向

個人事業主などによる消費税の確定申告件数は約217万件。
インボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入後、申告件数は大きく増え、その後も緩やかに増加を続けています。

 

出典:国税庁「令和7年分所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」

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